フレッシュビュー

2016年9月20日

インターンシップを受け入れました [横浜インターンシップ制度]

小松菜の畑で、収穫の仕方のお手本を見つめる様子

  金港青果では、横浜商工会議所と横浜市内10大学が主催する「横浜インターンシップ制度」に本年度も参加し、8月下旬からフェリス女学院大学の3年生2名を受け入れました。

テーマ野菜を決めて行なう「販売プレゼンテーション」を課題として、計6日間の実習を行いました。
実際に、どのように商品が販売されているのかを見る店舗視察、農業現場体験などをベースに、市場に集まる品物が消費者に届くまでの仕組みと流れを知ってもらおうと内容を企画。

また卸売市場の仕組みについて理解を深めてもらうため、横浜市中央卸売市場の見学と説明、青果物への興味をより深めてもらえるような試食を含めた企画も盛り込みました。

約1週間の短期間では情報量も多く感じたようですが、若い感性を充分に発揮して新鮮な風を吹き込んでくれました。


■ 1日目 ■ 現場見学、他
 1日目は、オリエンテーション、ビジネスマナーに続き、卸売場を見学。青果~鮮魚まで広い場内を歩きました。そして、早朝の現場でないと見られないセリの様子等を盛り込んだ、市場説明ビデオを鑑賞。最後に、井関本部長より現場の生の声を含めた、横浜市中央卸売市場の説明。初日から盛りだくさんの内容となりました。

低温売場にて

加工売場にて

講義風景



  ■ 2日目 ■ 青果物の評価の仕方 ~ 店舗視察(神奈川県内)
 2日目は、青果物に実際に触れながら興味を深めてもらえるよう「トマトの食べ比べ」を行いました。トマトを2種類準備し、外観を観察したあと、実際に「食べて感じた食味の違いを表現する」という流れの中で、産地や栽培情報、糖度計の使用も含めて、さまざまな視点を感じてもらいました。
  午後は、「横浜水信」の店舗(横浜と平塚)視察へ。店長からの説明に加え、学生からの質問にも快くおこたえいただきました。陳列のボリューム感や目を引く配色、野菜ソムリエがおすすめするPOPなど、青果物を大切に販売する“こだわり”が売場にあふれていました。

感じたことを言葉で表現

糖度計も使ってみました

 横浜水信 平塚店にて(右:伊藤店長)



  ■ 3日目 ■ 店舗視察(東京都内)
 3日目は、東京視察。“ナチュラル”をテーマに有機栽培のものを多く取り揃え、自然食にカテゴライズされる商品をトータルでコーディネートするお店や、時代のニーズに合わせた規格(量)と品揃え、健康を考える人に合った売場づくり等に力を入れているお店を中心に6店舗程を見て回りました。店舗では写真撮影ができなかったので、以下は昼食をとったお店と「パクチー」の紹介です。

パクチーラーメン

 

取組みの紹介

 取組みの一例として「パクチー」を紹介しました。「実需者の方のニーズに応える」形として、横浜市内での試験栽培を経て使用していただいている店舗にて昼食。翌日の農業体験中に、パクチーの畑へも行き、収穫も体験できました。
パクチーという野菜は、好き嫌い分かれるところですが、学生たちは大好きということで、有意義なランチタイムとなりました。

圃場での横浜市内産パクチー


 

 
 
 


  ■ 4日目 ■  農作業体験 ~「小松菜」の収穫から出荷準備 ~
 4日目は、金港出荷連の斉藤さんに1日お世話になりました。午前中は収穫、午後は出荷に向けた袋詰め作業です。お手本を見せてくれた斉藤さんは、土から抜いた程よい長さの小松菜を揃えて根を切り落とし、テンポよく作業をすすめていきます。インターンの学生に加え、弊社社員も参加しての作業。教わったその日に真似できないのは当然かもしれませんが、お世辞にもきれいとは言えない状態で収穫した小松菜をさらに整えてくださったりと、お手間をかけさせてしまったにもかかわらず、笑顔で質問にも応えてくださりました。快く受け入れいれてくれた斉藤さんには感謝の言葉しかありません。貴重な農業体験でした!

 土から抜いたばかりの小松菜を揃える斉藤さん。このあと、ここで包丁を使って根を切ります。

 太陽の光をたっぷりと浴びて、緑が輝く小松菜の葉


露地での収穫でしたが、移動式の日よけで暑い夏の作業も少しラクに。

作業に集中しているメンバー

アドバイスをする斉藤さん


収穫後、水で洗って土を落とした小松菜を、重さを量って袋へ入れていきます。最終の選別の作業でもありますので、慎重かつ手早く行います。

 丁寧に指導してくださる斉藤さん

 商品となって旅立ってゆく小松菜

 コンテナから洗った小松菜を取り出し、葉の状態を見て、適宜選別。量りに乗せ、定量にしたら袋へ。



  ■ 5日目 ■ Webページ記事作成 、プレゼン準備

  5日目は、まず「ホームページ掲載記事」の作成に取組んでいただきました。斉藤さんの所で農業を体験しながら感じたことや、作業の内容や様子、品種の特性や栽培方法等、小松菜を販売していく上でのストーリーのひとつとなるような内容で作成。

できあがったページには、収穫時に気をつけるべきことや難しかった点、品種選び等に関する斉藤さんのコメント、小松菜の保存法や食べ方など、鮮やかな写真とともに充実した内容に。

最終日のプレゼンテーション時に、こちらも合わせて紹介しました。 



  ■ 6日目 ■  プレゼンテーション
そして、最終日はプレゼンテーション。実際に「小松菜」を販売していくことを想定して、栄養価や食べやすさの説明から「このようにしたら今まで以上に小松菜を食べたくなる!」という内容でPRしていただきました。

弊社役員も参加し緊張感漂う中、それぞれの視点から分かりやすい内容でプレゼンテーションが行われました。

 

 

 



  ■ 最後に
 ただ購入するだけであった野菜が、実際にはこのように、農家さんの手により「収穫から商品になるまでの段階を経て」みなさんの手元へ届く。それを体験してもらうことができて、私たちも嬉しく思います。食べるということは、生きていく上で切っても切り離せないものなので、今後役立つ瞬間がきっと訪れると思うからです。
 青果物への興味、卸売市場への理解も含めて、これからもこのような「伝えゆく機会」をつくっていきたいと思います。

 

浜印 金港青果株式会社
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