品目情報
ほうれんそう
菠薐草 法蓮草 spinach【アカザ科 ホウレンソウ属】

西アジア原産で東洋種と西洋種に分けられます。日本には中国から東洋種が伝わり、その後西洋種が導入され、今では東洋種と西洋種の交配種が主流になっています。 ホウレンソウは冷涼な気候を好み暑さに弱い野菜です。11月から春先にかけての冬の露地物が旬で、葉の色が濃く、栄養価も高く、甘みが増します。さらに霜にあたったものは繊維が柔らかく甘みとうま味がいっそう増します。
■栄養
鉄、マグネシウム・マンガン・亜鉛などのミネラル類、カロテン、ビタミンB群、ビタミンCなどを豊富に含みます。緑黄色野菜の中でも高い栄養価の野菜として知られています。
ほうれん草のアクはシュウ酸で、摂りすぎると結石の原因となると言われていましたが、人体に影響をおよぼす程の量を食べ続けるのは現実的にむずかしいことや、ゆでて水にさらせばアクはほとんど流れ出すこと、品種改良が進んでいること等から、あまり心配する必要もなくなっています。
■調理
あまり長く茹でると、栄養も流れ出てしまい食感も良くないので、さっと湯に通すくらいの気持ちで茹でると良いでしょう。塩ゆでをして冷水をくぐらせれば、アクもぬけ、緑も鮮やかに仕上がります。
入荷時期
