
August 2017
8月

販促のヒント
暑さも本格的となり、各地で「記録的」な気象状況となっています。
冷たいものばかりを食べてしまい夏バテしやすい状況ですので、食の面から体力回復や健康維持を提案していきたいところです。
旬の市場
「家庭の食卓トレンド調査2016」から見る、「今の食」
少し前になりますが、2016年11月に株式会社日本能率協会総合研究所による「家庭の食卓トレンド調査2016」が実施され、2017年3月にリリース記事が発表されました。
リリースによると、調査は首都圏在住の主婦(20~70代の既婚女性)およびシングル女性(20~30代の未婚女性)を対象に行われており、「新しい味編」「野菜編」「魚・肉編」などに分かれています。

「新しい味編」では、世界各国のメニュー・国内のご当地メニューを156品目挙げ、「食べたことがある」という食用経験を聞き、家庭の食卓に浸透する可能性のある目新しいメニューを探っています。その中で、13年の調査と比較できるのは145品目。<そこから、増加幅が大きいものを紹介していますが、1位は「チョレギサラダ」となり、2位はタイ料理である「ガッパオ」。3位はイタリアの魚料理「アクアパッツア」でした。
「チョレギサラダ」はレタスなどの葉もの野菜に専用ドレッシングをかけるだけ。「アクアパッツア」は、魚介類をトマトとともに煮込むだけと、実は簡単なレシピであることからか、家庭での食用経験も増加。今後、家庭の食卓に上るポピュラーなメニューへの期待が持てそうです。
◎食用経験でみる出世メニュー【ベスト15】
1位:チョレギサラダ
2位:ガッパオ
3位:アクアパッツア
4位:バーニャカウダ
5位:コブサラダ
6位:汁なし坦坦麺
7位:スープカレー
8位:浜松餃子
9位:シュラスコ
10位:キーマカレー
11位:海南鶏飯・カオマンガイ
12位:ソーキそば
13位:サムギョプサル
14位:酸辣湯
15位:富士宮焼そば
1位:チョレギサラダ
2位:ガッパオ
3位:アクアパッツア
4位:バーニャカウダ
5位:コブサラダ
6位:汁なし坦坦麺
7位:スープカレー
8位:浜松餃子
9位:シュラスコ
10位:キーマカレー
11位:海南鶏飯・カオマンガイ
12位:ソーキそば
13位:サムギョプサル
14位:酸辣湯
15位:富士宮焼そば
「野菜編」では、食卓への「野菜メニュー」の登場頻度のほか、「定番野菜・新顔野菜・加工野菜」についても質問。222品目の選択肢を挙げ、それぞれに実態やイメージについてあてはまる品目を選んでもらっています。その中で、レポートが注目したのは、「豆苗」や「ロメインレタス」「スプラウト」でした。
「豆苗」は「新顔野菜」で登場しており、07年から毎回増加を続けているとのこと。そのほか、「ズッキーニ」「空芯菜」「ロメインレタス」などで、「買ったことがある」のポイントが増加しています。
「定番野菜」では、「スプラウト」が「身体にいい」「最近よく利用する」という設問で増加が目立ち、特に50代以上の主婦で増加しています。10年くらい前まではおそらく「新顔野菜」だったであろう「スプラウト」も、「定番野菜」となって家庭に浸透しているようです。
また、「加工野菜」で注目したいのは、「サラダ用カット野菜」。20代主婦で最もよく利用されているほか、50代主婦で最も増加しているそうです。このほか、「冷凍ブロッコリー」「カットキャベツ」も好調です。
近年、共働きの増加や、異常気象などによる野菜価格の高騰が影響してか、「手軽」「価格変動が少ない」ものへの需要が増えているようです。
なお、レポートではこのほかにも詳しい内容が掲載されており、さらに詳細な調査報告は購入する形で入手が可能です。
◆家庭の食卓トレンド調査2016」
調査対象:首都圏(1都3県)在住の20~70代主婦(既婚女性)および20~30代シングル女性(未婚女性)
調査方法:日本能率協会総合研究所「モニターリサーチ・システム」利用による郵送調査
有効回収数:1,298人(発送数1,800人、有効回収率72.1%)
調査実施日:2016年11月4日(金)~15日(火)
<レポートについて>
株式会社日本能率協会総合研究所
www.jmar.biz/report/2017/03/23.html
「豆苗」は「新顔野菜」で登場しており、07年から毎回増加を続けているとのこと。そのほか、「ズッキーニ」「空芯菜」「ロメインレタス」などで、「買ったことがある」のポイントが増加しています。
「定番野菜」では、「スプラウト」が「身体にいい」「最近よく利用する」という設問で増加が目立ち、特に50代以上の主婦で増加しています。10年くらい前まではおそらく「新顔野菜」だったであろう「スプラウト」も、「定番野菜」となって家庭に浸透しているようです。
また、「加工野菜」で注目したいのは、「サラダ用カット野菜」。20代主婦で最もよく利用されているほか、50代主婦で最も増加しているそうです。このほか、「冷凍ブロッコリー」「カットキャベツ」も好調です。
近年、共働きの増加や、異常気象などによる野菜価格の高騰が影響してか、「手軽」「価格変動が少ない」ものへの需要が増えているようです。
なお、レポートではこのほかにも詳しい内容が掲載されており、さらに詳細な調査報告は購入する形で入手が可能です。
◆家庭の食卓トレンド調査2016」
調査対象:首都圏(1都3県)在住の20~70代主婦(既婚女性)および20~30代シングル女性(未婚女性)
調査方法:日本能率協会総合研究所「モニターリサーチ・システム」利用による郵送調査
有効回収数:1,298人(発送数1,800人、有効回収率72.1%)
調査実施日:2016年11月4日(金)~15日(火)
<レポートについて>
株式会社日本能率協会総合研究所
www.jmar.biz/report/2017/03/23.html
今月のレシピ
なすと茗荷のバルサミコ風味
炒めたナスにソースを絡めて、味付けするのがポイントです。
濃厚な味のナスにさっぱりした薬味が引き立ちます。
昨年の売り上げベスト3
*金額ベース

- 西瓜(山形、神奈川、青森)
- 幸水(茨城、福島、栃木)
- 巨峰(山梨、長野)

- 胡瓜(福島、秋田、岩手)
- トマト(福島、山形、青森)
- ミニトマト(福島、山形、北海道)
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